実行委員長 挨拶


JES 北海道大会実行委員長挨拶

第19回小学校英語教育学会(JES)北海道大会
実行委員長 中村香恵子(北海道科学大学)

 

 このHPをご覧いただいている頃には、時代は新しい年号になっていることと思います。本大会は新しい時代の第1回大会ということになります。
 そして我が国の英語教育においては、小学校英語教育教科化という大きな転換期を迎えようとております。このような時代の過渡期に北海道で大会を開催させていただきますことに、喜びとともに大きな責任を感じております。
 新学習指導要領全面実施目前という状況を踏まえて、どのような大会にすべきかを時間かけて検討してまいりました。その結果、大会テーマを「新学習指導要領全面実施を見据えた小学校英語教育-早期化・教科化にどのように対応すべきか?-」とし、その具体的な課題やニーズに応え、小学校英語教育の望ましい在り方を探るプログラムを企画いたしました。
基調講演では応用言語学の第一人者でいらっしゃる関西大学教授 竹内理先生を講師としてお招きし、「英語授業実践を充実させるため大切なものは何か」についてご講演をいただきます。また、特別講演として、直山木綿子 文部科学省教科調査官より、新しい指導要領に関して、特に指導や評価の在り方についてのお話をいただきます。さらに、シンポジウムでは「言語活動を通した言語習得」というテーマに対して、さまざまな立場から提言をいただき、理解を深める機会としたいと思います。そのほか、授業研究発表、課題研究発表、ワークショップ、自由研究発表、ポスター発表等、多くの有益で魅力的なプログラムが用意されております。

会場となる北海道科学大学のキャンパスは、手稲の山々を望む緑あふれる清新な風景のもとに広がっています。7月の札幌は、夏らしい暑さもありながら、市街地ではラベンダーが咲くさわやかな気候です。大通り公園では国内最大級のビヤガーデンが開催されています。

参加者の皆様にとりまして、新しい時代にふさわしい記念すべき大会となりますよう、実行委員一同準備を進めております。

皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。