第20回小学校英語教育学会(JES)中部・岐阜大会をふりかえって

開会式でのカチンコ(clapperboard)の音を合図に、20201010と、まさに歴史に残りそうな数字並びの日に始まったJES中部・岐阜大会でした。おかげ様で、両日で延べ1000人を優に超える方々にご参加いただきました。当学会もオンライン形態で全国大会を開催したのは初めてのことでしたが、少なからぬ不手際のある中、皆様のご理解とご協力で、なんとか2日間のスケジュールを終えることができました。本当にありがとうございました。また、プログラムを簡素化するため、従来行われていたにもかかわらず、今回は断念した内容もありましたことをお詫び申し上げます。

通常、大会2日目午後になりますと、翌日からのお仕事のためや、せめて気になる名所だけでもと参加者が減少する傾向にあるのですが、2日目午後、最後の自由研究発表者が終わるまで、目立った参加者の減少がなかったことは、本大会の大きな特徴でした。

コロナ禍はなかなか収束しませんが、オンライン形態を大会開催の一つの可能性として検証する機会を得られたことは、学会としても大きな財産です。大会挨拶にもお書きしましたが、この疫病を克服したとき、私たちは精神的、物質的にどのような成長を遂げているでしょう。本大会で得られた知見により、皆様が今後さらに前向きな姿勢で小学校英語教育に取り組まれ、ますますの発展に貢献出来ましたら、それは私たちの望外の喜びです。

来年は埼玉でお会いしましょう。

JES中部・岐阜大会実行委員長 矢野 淳(静岡大学)


   

『小学校英語新時代の不易と流行』

 平素より,小学校英語教育学会の活動に関心をお寄せいただき,心より感謝申し上げます。

 さて,下記のとおり第20回小学校英語教育学会(JES)全国大会(中部・岐阜大会)を開催いたします。新型コロナウイルス感染症対策のため、当初の予定を変更しオンライン(Zoom)による開催といたしました。
 新学習指導要領が完全実施される年にあたることを念頭に,テーマを『小学校英語新時代の不易と流行』とし,小学校英語教育における研究と実践を共に深めたいと考えております。

 なお、大会の内容は今後,逐次変更されることがあります。大会の最新情報学会ウェブサイトをご覧ください。

小学校英語教育学会会長   粕谷恭子
中部・岐阜大会実行委員長  矢野 淳
中部・岐阜大会事務局長   巽  徹
中部・岐阜大会事務局次長  新井謙司


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