小学校英語を教えるための第二言語習得論(SLA)入門
講演者紹介
白井恭弘 教授(ケース・ウェスタン・リザーブ大学)
上智大学外国語学部英語学科卒業後、埼玉県の公立高校英語教諭を経て、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)修士課程(英語教授法専攻)、博士課程(応用言語学専攻)終了。応用言語学Ph.D.。大東文化大学外国語学部英語学科助教授、カーネギーメロン大学現代語学科客員准教授、コーネル大学現代語学科
助教授、同アジア研究学科准教授、香港中文大学日本語研究学科客員教授、ピッツバーグ大学言語学科教授等を経て、現在ケースウェスタンリザーブ大学認知科学科教授. 著書に『外国語学習に成功する人、しない人〜第二言語習得論への招待〜』(岩波科学ライブラリー) 2004年、『外国語学習の科学〜第二言語習得論とは何か〜』岩波新書 2008、『英語教師のための第二言語習得論入門』大修館書店 2012、 『英語はもっと科学的に学習しよう』中経出版 2013、『ことばの力学〜応用言語学への招待〜』岩波新書 2013、Connectionism and Second Language Acquisition (Routledge)ほか。
URL: http://mll.case.edu/faculty/yasuhiro-shirai/
講演の説明
今年度から、日本の小学校英語教育は新しいステージに入りました。グローバル化社会の中で、児童が自身の可能性を拡げ、英語によるコミュニケーション能力を高めていくことが求められています。その専門的な英語指導法の基盤となるのが「第二言語習得」(SLA:Second Language Acquisition)という研究分野です。本講演では、白井恭弘教授(ケース・ウェスタン・リザーブ大学)に、豊かな小学校英語教育を推進していくための鍵をお話していただきます。